小型たき火台 The Kombuis について

たき火

By Arnaudの小型たき火台 The Kombuis について、使ってみた結果をお伝えします。

The Kombuis の基本的な情報

公式な情報はこちらを参照してください。

ベルギーの工業製品デザイナー Arnaud Desseyn という方の作品です。公式サイトではたき火台というよりはロケットストーブということになっています。数年前にキックスターターで製品化されたようです。

わたしは小型たき火台を紹介しているサイトで見かけて海外から購入しました。

The Kombuis の特徴

なんか格好いい

製品の写真や動画を見ると、なんか格好いいです。(だいたいの製品はみんなそうですが。)

読み方がわからない

ネットで検索すると「コンバイシュ」と記載されていることが多いです。

オランダ語で「キッチン」という意味ですと紹介されていることが多いのですが、Googleで「kombuis 日本語」と検索すると

「アフリカーンス語:kombuis 日本語:キッチン」

が出てきます。いや、アフリカーンス語だけじゃないでしょ?と思い、言語の種類をオランダ語にすると

「オランダ語:kombuis 日本語:ガレー船」

と返されます…。いや、ガーレ船には見えないよと思い、オランダ語だとキッチンって何て言うの?と調べると

「日本語:キッチン オランダ語:keuken」

と出てきます。読み方だけでなく意味もわからないです。

人に説明するのが難しい

上記二つの特徴があわさると、人に紹介するのが難しいということになります。

先日、The Kombuisを使っていたら、通りがかりの人に「それ格好いいですね。なんていう製品なんですか?」と聞かれました。(特徴:なんか格好いい の結果)

答えたかったのですが、読み方を忘れてしまい(特徴:読み方がわからないの結果)即答できず、確かオランダ語で台所だったかなと調べるが、kombuisは出てこないので困りました。

使ってみると

袋から出すとこんな感じです。
クッカーから本体を出すとこんな感じで収納されています。
クッカーには目盛りがついていて便利です。
組み立てるとこんな感じです。
燃料を入れて…
点火すると
すぐに炎が上がります。
お湯も沸かせます。
個体にもよるかと思いますが、部品の精度はあまり高くない感じがします。
断熱材入りで結構厚めの本体に斜めの穴を開けるのって大変そうですよね。
斜め横から差し込んでいる筒部分と本体の間に隙間ができます。あと、筒の中の仕切り板がぴったりはまりません。燃料を入れている間にずれていったりします。(写真の左側の切り欠き部分)

ついでに言うと、断熱材入りなので結構ずっしりとした重さがあります。

あと、底面がかなり熱くなります。芝生にそのまま置いたら円筒形の焦げ後ができるレベルだと思います。そういう意味では自然に優しくないです。

「ロケットストーブ」としては、煙突部分に相当する本体が断熱されてはいるものの短いので、強い上昇気流というほどの煙突効果は感じられない気がします。(※何も計測していないので感覚的なものです。ちゃんと燃えます。)

結論

格好良くてクッカーも含めてコンパクトに収納できるたき火台を求めている人には良いかなと思います。ただし工作精度に厳しくない人向けです。あと、芝生で使うときには要注意です。

以上です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました