DECATHLON(デカトロン)のQUECHUA (ケシュア) キャンプ ウッドストーブ MH500を買って使ってみた感想をお伝えします。
キャンプ ウッドストーブ MH500とは
QUECHUAキャンプ ウッドストーブ MH500は、DECATHLONというフランスのスポーツブランドで販売しているウッドストーブです。
デカトロンは2019年から日本に出店していて、首都圏では幕張に実店舗があります。
MH500の公式サイトはこちらです。(まずはちょっと見てきてください。)
なんとなくフランスなのかな?という不思議で魅力的なデザインですよね。
MH500を購入した理由
九つ目のたき火台としてMH500を購入した最大の理由は、普通の薪を入れて煮炊きができる小型のキャンプ台になるのでは?という期待からです。
小型のたき火台でも上から薪を突っ込んでおけば、時々燃え落ちて外に転がり出ることはあるものの、まあ、燃やすことはできます。でも、長い薪が突き出た状態では煮炊きができないので、鑑賞専用になってしまいます。
太い薪を細くすることは斧やナイフのバトニングでできますが、煮炊きに邪魔にならない長さに薪を短くするためにはノコギリで切らないとならないので、手間を考えると非現実的です。(小さめの回転ノコギリとかチェーンソーとかあればいいんでしょうけど、徒歩キャンプでそれを運び始めると、それはもはや、たき火キャンプ以外の何かになってしまう気がします。)
上記の問題意識を持ってMH500を見ると、側面に結構大きな燃料供給口があるので、ここから普通の長さの薪を入れて、燃えたら少しずつ押し込みながらずっと薪が燃やせたらいいなと思いました。
MH500は結構大きくて、私が持っている二つの火消し壺のどちらにも入らないので、これを買ったらさらに荷物が増えるのが目に見えていましたが、小型のストーブみたいな形に惹かれて思わず買ってしまいました。
使ってみた結果
実際にMH500を段階的に使ってみた結果は以下のとおりでした。
針葉樹の焚きつけを燃やしてみる
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杉の薪をバトニングで細く割ってMH500に入れて
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焚きつけなしで直接スライドガストーチで火を付けると、煙がもくもく出てから
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ぱっと炎が出て、煙がなくなりました。
二次燃焼タイプを名乗っているだけのことはあって、点火も容易でよく燃えました。
側面から薪を入れてみる
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細めの針葉樹が燃えている状態で、側面の燃料供給口に薪を2本入れてみました。
いきなり突っ込んでストーブ内の温度が下がって炎が消えないように、少しずつ中に入れていくと
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ちゃんと薪自体が燃えるようになりました。
これなら薪を燃やしながら煮炊きをしたいという、当初の要望が叶いそうです。
薪1本でたき火を楽しむ
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夕暮れ時に広葉樹の中くらいの太さの薪1本でたき火ができるか試してみました。内部に十分な熾火がある状態であれば、薪1本でも十分にたき火が楽しめました。
文化たきつけで直接細めの薪に点火する
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今まではたきつけから段階的に燃焼を拡大させて、内部の温度が高い状態で薪を燃やしていましたが、冷えた状態のMH500の中に文化たきつけを入れて、それだけで細めの薪に点火することができるか試してみました。
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文化たきつけの上に薪を載せて
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文化たきつけに点火すると、
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ちゃんと薪が燃え始めました。
煮炊きしてみる
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MH500の上にメスティンをのせてご飯を炊いてみると、
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普通にご飯が炊けました。
以上のとおり、MH500に期待していたことは全てできることを確認できました。
その他の気付いた点
広葉樹の薪を1本ずつじっくりたき火することができますので、燃費が良いです。
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こんな感じで、ずっとたき火を楽しむことができます。
ただし、キャンプ最終日の前の晩に、買った薪を燃やし尽くすまでたき火を終えられない場合には辛いです。
わたしは、持ってきたたき火台を総動員して、やっと薪を燃やし尽くすことができました。(無理しないで返却するとか、周囲の方に受け取っていただくとか、そういう方法もありましたが、自分で燃やし尽くしたかったのです。)
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たき火台が増えるほど、燃費と手間も増えますが、よろこびも増えます。
以上です。
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